2022年1~3月に読んだ本の振り返り

はじめに

2022年の1月から3月にかけて読んだ本についてまとめていきます。
この3ヵ月で合計5冊の本を読み切ることができました。
ペースとしてはいい感じだと思うので、続けていきたいです。
読んだ本のアマゾンのリンクも貼っておきますので、興味がありましたら読んでみてください。

Clean Arcitecture 達人に学ぶソフトウェアの構造と設計

設計のことを学びたいと思い、この本を購入しました。
これはボブおじさんとよばれているRobert Martineさんが書いており、有名なクリーンアーキテクチャについての本になっています。
表紙に「アーキテクチャのルールはどれも同じである!」と強めな言葉で書かれており、本当なのかと思いながら読み始めました。

読んでみたところ、アーキテクチャのルールがすべて同じというのは、最終的な技術決定を先送りにし、使っている技術に依存しきらないようにするということでした。
この考え方にはとても感銘を受けました。
他にも、今までなんとなくしか理解していなかった依存性の話もあり、すごい学びたかったものが詰まっておりよかったです。

今のインターン先ではクリーンアーキテクチャのような構成になっているので、実務を通して今後より理解を深めていきたいです。

プログラミングコンテストチャレンジブック

通称「蟻本」と呼ばれる言わずとしれた競技プログラミングに関する本です。
これは実は去年の夏ごろに買っていましたが、長らく積読の状態になっていました。
というのも、買った当時は内容が難しく感じ、途中で挫折してしまいました。
今回は意を決してすべて手を動かしながら学んでいきました。

競技プログラミングでバリバリ使いたいというよりは、アルゴリズムとデータ構造について詳しくなりたいという気持ちに切り替えたところ、うまく読み切ることができました。
これをきちんと読み切っていたので、先日のmercariの短期インターンシップで、Goで深さ優先探索をする機会があったときにパッと実装することはできませんでしたが、なんとか考えながら実装することができました。
今回も何度か挫折しそうになりましたが、読み切ることができてよかったです。完全には理解できていないので、もう1度読みたい本です。

エキスパートたちのGo言語

こちらは、中級以上のGoプログラマー(gopher)に向けた、ツール開発やプロダクト開発で必要とされるテクニックや周辺知識を学べる本になっています。 名前を知っている方が結構含まれていて、親近感を持ってよむことができました。
内容は中級以上を対象にしているだけあり、Goをどのように使うかというよりも、あるサービスやAPIをGoを使って便利 or 痒い所に手が届くようにすることを目的にした内容が多かったです。
とはいえ、序章としてGoの基本文法についての内容もあり、完全にGoの初心者を受け付けないものではなかったです。

なんだかんだまだ「みんなのGo言語」を読んでいないので、そちらをも読んでいきたいです。

応用情報技術者試験合格教本

応用情報技術者試験を受けようと思って購入しました。
内容は応用情報の出題範囲を細かいところまで網羅的に触れられるものとなっています。
図も結構入っていたので理解しやすかったと思います。
まだまだ知らないことはたくさんあるなと呼んでいて感じました。

この本を読み切るぐらいまではすごいモチベーションが高かったのですが、そこからどんどん下がっていきました...
この記事を書いている日に受験票が届き、さすがにあせりを感じてきたので過去問をきちんと勉強して、試験に臨みたいと思います...

理論から学ぶデータベース実践入門 - リレーショナルモデルによる効率的なSQL -

こちらは、本の題名の通り、リレーショナルモデルの話からはじまるRDBについての本です。
これを買ったきっかけは、普段の業務ではmongoDB, dynamoDB, redis, firestoreといったようなNoSQLに触れる機会がとても多く、RDBについての知識が薄いなと感じたからです。

前半はリレーションの話から、述語論理や正規化論理といった理論的な内容からはじまり、後半に進むにつれて実務で役立つ内容になっていきました。
自分にとって知識が薄い部分を学ぶことができたのでかなり良かったです。
まだ読み終わっていないので、ここには書いていないですがSQL関連の勉強のために、「達人に学ぶSQL徹底指南書」も現在読んでいます。

おわりに

この3ヵ月では幅広いジャンルの本をよみました。
次の3ヵ月では、アジャイルサムライやエンジニア組織論への招待といったような、マネジメントやスクラムに関する本を読んでいきたいと思っています。
近々、Oreilly社からGoに関する本がでるみたいなので、それもとても気になっています。
まだまだ読みたい本は山ほどあるので、当分は読む本に困ることはなさそうです。